受講者の声

水滸会に参加してみて

水滸会に参加された受講生からいただいた感想をご紹介します。


杉山 豊 先生

◆杉山 豊 先生難解とされている「咬合」に関しては学んでも学んでも五里霧中の状態でした。
しかし平成17年にシークエンシャル咬合のコンセプトに出会い、断片的な知識の点と点がすべて結びつきました。
それ以降、カリエス治療も歯周治療もこのコンセプトから外れることなくトータルで診断・治療が可能となりました。
しかし、理論と実践を同居させるためには、通り一遍等の勉強だけでは足りませんでした。
診断は正しいのか?治療計画は的確か?治療は計画通りに進んでいるのか?イメージ通りにゴールへたどり着けたのか?について、常に疑問が付きまといました。
水滸会では吉見先生の丁寧な指導、そして同じ思いで集っている仲間との切磋琢磨により、より精密で高いレベルへ向かうことが出来ます。
是非水滸会で共に学びましょう。


佐藤 和宏 先生

◆佐藤 和宏 先生私が水滸会に出会ったきっかけは、仙台での勉強会で常々お世話になっている先生からの紹介でした。
当時、顎関節にトラブルを抱える患者の咬合治療に悩んでいることを相談したところ水滸会というセミナーがあることを教えていただき、その先生方とともに受講したのが始まりです。
咬合治療に関する知識が乏しかった私にとって目から鱗のような話ばかりで、これなら今まで治せなかった患者が治せるかもしれないと感じ、仙台での臨床実習コースで実際に患者さんが治っていく様を目の当たりにして、このコンセプトに間違いはないと確信しました。
同窓の先輩である気安さも手伝い、様々な症例の相談にも乗っていただき感謝に堪えません。これからもこの水滸会でたくさん勉強していきたいと思います。


古田 紡 先生

◆古田 紡 先生患者にとって歯の価値は、如何ほどだろうか?
所詮「歯」されど「歯」。歯がなくても人は死にはしないでしょう。
しかし、歯は多機能を備えており、歯科医師である以上、その機能を100%発揮させてあげたいものです。歯の発生を歯科医師は知っています。
では、歯を失う原因はいかがでしょうか?「歯を失った原因除去なく、補綴修復される。いわゆる置換修復になっていませんか?」この言葉は水滸会リーダー吉見英広歯科医師から耳にした言葉です。
スラブチェック教授や佐藤貞雄教授の咬合理論を取り入れ、適切な分析による原因究明。そして、矯正治療+補綴治療による短期咬合修復、この歯科医学的手法は、水滸会臨床コースから得た大きなインパクトでした。
Lecture reportを今も大切にしています。 Reconstruction。最近よく耳にする言葉です。まだまだ解決できていない疑問はたくさんありますが、興味深い手法が詰まっています。また、タイミングが合えば参加したいと思います。


糠澤 真壱 先生

◆糠澤 真壱 先生私が水滸会と初めて会ったのは、5年前になります。
シークエンシャルオクルージョンのコンセプトに興味があったので、先輩の紹介で参加することになりました。
水滸会で講師の吉見先生の話を聞いたときに、あまりに緻密でいて今まで聞いたことがない治療の手法に、最初は理解することさえ難しく感じました。しかしその治療結果に驚き、このような治療が自分でも出来るようになったら、素晴らしいだろうなと感じていました。
理論的な背景を何度か聞いていくことで、何の矛盾もない考え方に私が求めていくべきものはこれしかないと感じました。ただ、いくら素晴らしい考え方であっても実際の患者様に応用したときに自分だけでは必ずしもうまくいくわけではありません。吉見先生は、治療相談にも非常に丁寧に答えて下さり、本当に困ったときには実際に直接何度も助けていただきました。
最初は難しいコンセプトであるとは思いましたが、5年経過した今、少しづつ理解することが出来、実践出来ていることに大きな喜びを感じるようになってきています。


國奥 みどり 先生

◆國奥 みどり 先生私が水滸会の臨床コースに参加させていただく事になったきっかけは、神奈川歯科大学前学長 佐藤貞雄先生を中心とした臨床コース(Institute of Craniomandibular Function)が終了し、実際の患者さんとどう向き合っていこうか思案中だった私に吉見先生がいろいろアドバイスをして下さったことから始まりました。
日々、臨床の中で出会うブラキシズムやくいしばり咬合に起因した歯周病 咬合に起因したクラック、それが原因で起こる歯髄炎、補綴物脱離、歯牙破折、また咬合に起因した頭痛、肩こり、首こり、顎関節症、うつなど全身的なことにまで及ぶこともあり、どう治療を進めていいのかわからずにいた時、水滸会臨床コースのお誘いをうけ受講することを決心しました。
吉見先生は佐藤貞雄先生の理論「シークエンシャルオクル―ジョン」を正しく理解し診査・診断を行うことにより患者さんの咬合のどこに問題が有るかを明らかにすることで治療の目的がはっきりしてくると教えてくれました。そして、治療の手段として補綴・インプラント・矯正の使い方のテクニックを学ばせていただきました。
実際に困ったとき、吉見先生に私の診療室(in旭川)で患者さんの治療をしていただいたこともありました。本当に感謝しております。
吉見先生を中心に他の受講者の先生方とのディスカッションはとても楽しく色々な先生の考えが聞けてとても勉強になります。
水滸会と言えば吉見先生の相棒篠宮先生の存在も大きいです。
まだまだ、学ぶことがたくさんあります。またよろしくお願い致します。


梁川 春美 先生

◆梁川 春美 先生2010年より、水滸会仙台臨床コースに参加させて頂き、早いもので4年という歳月が過ぎました。それ以前に(株)白水さん主催佐藤先生のシーケンシャルコースやほかのコースも受講はしておりましたが、横須賀、大阪へ通えども、なかなか自分ひとりで習得することができず、機材の購入という厚い壁もあって、自分の臨床で応用することは無理だとあきらめていた時期もだいぶ長くあったように思います。
4年前、仙台での臨床コースにお声がけ頂いたことがきっかけで、再度吉見先生のもとで、学ぶきっかけを頂きましたが、吉見先生からは本当に基本的なこと(いまさら聞けないことでも)も、何度でも、わかるまで、その受講者に合わせたレベルで真剣に指導頂き、本当に感謝しております。
また治療以外でも、先輩歯科医師として、開業医として多くのことを学ばせて頂き、精神面でも心強いサポート頂いてもおります。
また仙台コースの受講者の先生方はとても勉強熱心だけでなく、優しい方々ばかりで、出身校や年齢にとらわれず、お付き合いさせて頂けるのも、仙台コースの大きな魅了かもしれません。技術レベルにおいては亀よりも低速で歩んでおりますが、千里の道も一歩からという言葉だけを信じ、プライヤーさえも握れなかった受講生(亀)をご指導下さった吉見先生、篠宮先生に今後もご指導いただけたらと存じます。


守 篤彦 先生

◆守 篤彦 先生水滸会のメンバーから繰り出される難解な質問に対して、講師の吉見先生は答えていただく時には大抵10秒ほどの沈黙の時間が流れます。
最初は吉見先生がフリーズしてしまったのかと心配しましたが、それは困ってくるのではなく想像するに、吉見先生の頭の中では驚くほどのスピードで頭を回転させ、ありとあらゆる事象を想定しそれを取捨選択し、我々にわかりやすいように咀嚼して、言葉が発せられるからです。
吉見先生は決して、逃げず、ごまかさず、明快にわかりやすく、お答えいただけるので、今まで他のセミナーで感じていた、モヤモヤ感は無く、まさにスッキリ!いたします。なので、最近はその沈黙の時間に快感さえ覚えます。
また、理論だけではなく、実習コースで見せていただく吉見先生の手技一つ一つをとっても全てに無駄のなく、理論に裏打ちされ見事な手さばきを見れる事が出来る事だけでも、当初難しいシーケンシャル理論に頭がついていけるか心配だった自分ですが、本当に次の日から自分の診療が変わる素晴らしいセミナーだと思います。


野地 技工士

◆野地 技工士これまで参加した講習会と言うと、技工士の講習会でドクターと一緒に参加する会は初めてで、しかも顎機能や咬合と言うなんとも難しそうな内容で不安でした。
しかし参加してみると講師の吉見先生は丁寧で、しかもミリングやレーザー技工などにも自ら精通なさっていて日常技工の悩みやドクターとの接し方など技工側のこともいろいろアドバイスして頂き大変助けて頂きました。参加するたびに新しい発見と驚き、新たな課題が生まれます。
技工の講師の先生もおしみなく「技」を教えて下さいます。
これからもっと治療計画の段階から治療に参加できる技工士になれるよう勉強していこうとおもいます。


長山 技工士

◆長山 技工士取引先の先生の紹介で水滸会勉強会に参加しました。
オーストリアンナソロジーの考え方を基本として多種多様な不正咬合を改善し患者さんの健康を取り戻す治療に、それに伴うマテリアルの扱い方や製作法など歯科技工全般にも親切に対応いただき大変勉強になりました。


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